あの子は牛乳ぷりんせす。

自称・永遠の17歳が心に移りゆくよしなしことをそこはかとなく云々

【大真面目】私ね、自分のこと天才だと思ってたんだ。

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突然何を言い出すんだ、という話ですが、何を隠そう私は

自分のことをずっと天才だと思っていました。(大真面目)

自分でも不思議なのですが、常に根拠のない自信がありました。

アホらしいと思わずに聞いてください。

だって思い返してみてほしい。

勘違いしていた時期、一度はありませんでしたか?

 

何にでもなれると思っていた幼少期

昔から器用で何をやらせても大体うまくいくような人間でした。

 

一生懸命に勉強をしなくても成績は良かったし、運動神経も悪くない。

文章を書けば何かしらに入選し、走ればリレーの選手になる。

バレエもピアノも習字も、はじめてすぐに出来るようになる。

どれかが特に秀でているという訳でもないけれど、「ふつう」よりは一歩上をいける。

 

何をやっても大して苦労せずに上手にこなせてしまう、そんな子供だったので、

 

「私はふつうじゃないのかもしれない。」

 

という謎の自尊心が芽生えはじめました。

これ、幼少期〜小学生くらいならまだ「あるある」な気がします。

しかし、私の思い込みはまだまだ終わりません。

ポジティブすぎるが故の思い込み

私が13歳の時、親の都合で渡米することになりました。

田舎というせま〜いコミュニティから抜け出すと、そこには

天才が山ほど転がっていました。

自分よりも優れている同年代はたくさんいる。大抵の場合はここで自分が凡人であることに気付くはずですが、何故か私はそれでも自分は天才だと思っていました。

13歳で、たったひとりでアメリカの現地校で意味のわからない英語の授業を英語で受けている私すげぇ!!!

...などと思っていました。ここまで来れば天才というよりは

ハイパーポジティブ人間に近いです。おめでたさ...。

 

誰とも比べられることのない優しい世界

14歳の時、ブログを開設して発信することをはじめました。

その頃の私はとにかく「生み出すこと」に夢中で、

イラストやポエム、小説、写真、歌などをブログで発信していました。

その頃のネットの世界は閉鎖的で、とても優しかった。

ユーザーも大人の方が多かったので、まだ若かかりし私のアウトプットをベタベタに褒めて来れました。

今思えば

「ゆぴちゃんイラスト描いたの?上手だねぇ〜〜!」

という孫を可愛がるような感覚だったのだと思います。優しい。

 

一方でリアルの世界も優しかった。

アメリカの学校は、日本の学校のように何でもかんでも順位をつけて晒すこともなく、それぞれが得意なことをのびのびと頑張ればそれで良かったのです。優しい。

 

そんな優しい環境でむくむくと自尊心を膨らませながら17歳まで育ちました。

その後、希望通りの大学に合格し、自尊心MAX状態で日本に帰国することになります。

 

夢を叶えられなかった自分を認められない

私には『声優になる』という13歳の頃から抱き続けていた大きな夢がありました。

だから、日本に帰国した私が真っ先にやったのは「オーディション」を受けること。

そして、全国から1500人以上が受けた大きなオーディションで合格しました。

相変わらず自分のことを天才だと思っていたので、最高にクソなことを言いますが、

「受かって当然」だと思いました。

(ク、クソすぎるー…!)

 

音読は小学生の頃から自慢の特技だったし、歌も得意だし、中高時代毎日のように漫画をひたすら音読していたし、という裏付けもあり、当然の結果だと思いました。(口をつぐめ)

 

しかし、結果は準グランプリ。グランプリの人たちと受けた1年間のレッスンの中で、私の心はだんだんと疲弊していきました。

グランプリの人たちと比べられ続ける毎日。生まれて初めて覚えた劣等感。

そう、大抵の人であれば中学時代に覚える「劣等感」というものを、

私は18歳になって初めて覚えたのです。幸せすぎる人生だ...。

勉強も運動も、確かに上には上がいましたが、それに関しては何とも思っていませんでした。それが自分の極めたいものではないことを、自分で理解していたからです。

でも、この夢に関しては殊更自信があったし、何より本気でした。

だから、認められなきゃ嫌でした。

今思えば準グランプリだって充分すごいことなのに、当時の自分はそれを受け入れてレッスンに臨むことが出来ませんでした。

「レッスンを頑張ってたくさん練習してグランプリを超えるぞ!!」

という謙虚で真摯なマインドに切り替えられませんでした。

「出来ないこと」を認めたくない。

たったそれだけのちっぽけなプライドの為に私は逃げました。

批判されることもなく、劣等感を抱くこともない。

自分が1番になれる、優しい場所を探しました。

 

それだけで夢を諦めるの!?と思うかもしれませんが、

自尊心をボッキリ折られてから7年経った今、やっと吐き出せるようになったくらい、

私にとってはショックな出来事でした。

今考えると本当にアホらしいのは重々承知です。

でも、そんなアホすぎる自分の失態を今こうしてわざわざ晒そうと思ったのには理由があります。

「天才」じゃない自分を許してあげてほしい

「天才」という思い込みは、無駄な思い込みかもしれません。

私みたいに、自尊心ばかりが膨らんで、現状を直視出来ずに崩れてしまう時が来るかもしれません。

だから、私の出した結論はこうです。

 

天才だと思わないでほしい。でも、平凡だとも思わないでほしい。

 

上には上がいるから、1番になれないから、と諦めるのでなくて、

自分は「いつか天才になってやる」と思って生きた方が人生幸せでしょ。

 

つまるところ

私の経験を反面教師にしてほしい

だけです。

現在、これを書きながら当時を思い出してとてもしんどい気持ちになっていますが、

それでもこれだけは伝えたかった。

 

あなたは天才じゃないかもしれないけど、努力すればそこそこいいところまで行けると思うから諦めないで頑張ってよ。

 

当時の私にも言ってやりたい言葉でした。

 

おしまい

 

P.S. 最近新しい夢を見つけたので今度は迷わずに走り出しました。