あの子は牛乳ぷりんせす。

自称・永遠の17歳が心に移りゆくよしなしことをそこはかとなく云々

【漫画】BLに優しい世界★コミコミスタジオが町田にオープン!

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▲8/5オープン!COMI COMI STUDIO 町田

人の気持ちとは一瞬にして移ろうものだということを、1日の始まりに『さて、今日も頑張るぞ★』と意気揚々とドアを開け放った瞬間、全身に浴びせられたサウナのような熱気に『もうダメだ』と自身の心が叫んだことにより実感しましたゆぴですこんばんみ。

さて、今日はみんな大好き★ボーイズラブについて語ろうと思います。

ボーイズラブとは『男性同士の恋愛』というジャンル或いはそれらを題材とした作品を指します。そして、ボーイズラブを愛する女性は腐女子、またご年配の方は貴腐人と呼称されます。

かく言う私はヲタクだった中学3年生の時、同じくヲタクだった友人から『ヲタクの女子のことを腐女子って言うんだって!』と間違った解釈を植え付けられ、後に調べて事実を知り、そんな奴らと一緒にすんなと憤慨するという内容の作文・『ヲタクの自尊心と絆』を中学校の文集用に執筆し全校生徒300人と父兄たちに晒した過去を持っています。後悔はしていません。

しかしそんな私の自尊心も本物のボーイズラブの前にあっけなく敗北。しかも日本ではなく、異国の土地であるにも関わらず、私たちはアメリカのブックオフにて運命的なファースト・ミーティングを果たすことになります。そう。それはBL界を大きく揺るがし、日本の少女人口の1/4を腐らせたうえ、当時では前代未聞であった地上波でのアニメ放映も果たした(しかも3クールも)我らが中村春菊様の純情ロマンチカです。

ボーイズラブという非常にデリケートかつ難しい題材をシリアスとコミカルの両方の要素をバランス良く取り入れながら少女漫画のように繊細なタッチで多種多様な恋愛の形を描いた作品に私はどっぷりと浸かり、気付けば私はボーイズラブでは生きられない身体になってしまいました。

信じてもらえないかもしれませんが、私も
『男同士なんてキモイ』
と思っていた人間です。それが今やこのザマよ!!一体BLのどこがいいっていうのよ!!そんなのわからないわよ!!でもとにかくなんかいいのよ!!

そんな語彙力の少ない私ですがBLの良いところを大きく2点程挙げてみました。

1. 神の視点から物語を見つめることが可能

少女漫画の場合、基本的に読み手は主人公であるヒロインに自己投影しがちです。ヒロインに共感することによって、ときめきを得られたり、胸が張り裂けそうになったりします。一種の疑似恋愛です。

しかし、BLの場合そもそも自己投影をしない。
何故ならば我らは女子。男に恋する男の気持ちなんてわかりません。あれ?でも男にキュンキュンしてるこの主人公、なんだかとっても可愛いし、あれ、恋する2人が惹かれあっていく瞬間、なんだか目頭が…熱い…?思わず応援したくなっちゃう。
そう、この『自分は関係ないけどただただ2人の幸せを願ってやまないよ』という考えこそが神の視点。即ち第三者。自己投影しないからこそ、客観的に状況を見つめ、ひっそりと応援することが出来るのです。優しい観点ですね。

2. 乗り越える壁が大きすぎて話が深い

ボーイ・ミーツ・ガールのセオリーをぶち壊していくのがボーイズラブ。少女漫画の中には不倫や浮気、身分の違いなど困難な壁が立ちはだかる恋愛もありますが、そもそもボーイズラブの場合、性別の壁が大きすぎて1ページ目から人生ハードモード。主人公は『男を好きになってしまった自分』に苦悩しますし、家族事情や世間体、更に相手が女性好きな一般人であるなど困難しかない。上手くいかないことばかりでただただ切ない。しかし、だからこそ読み応えのある作品も多く、フラットな恋愛よりも愛が深いのです。もう、普通の恋愛漫画じゃ満足できないレベル。

やだ!!語れば語るほどなんかキモい!!!
しかし、近年は月9ドラマにすら腐女子が登場するなど、BLは完全に確固たる地位を確立したと思います。

そして、それを実感したのが先日町田で見つけたコミコミスタジオ。新しく本屋がオープンしたな?と思って覗いてみたらまさかのBL専門本屋でした。店内に張り巡らされた販促ポップもBL!!店頭のガチャガチャもBL!!何だここは!夢の国かな!?

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極め付けは併設されたコラボカフェ。
待って!!奥のお兄さん、絶対何も気付いていないよね!?平然とした顔で美麗原画の前で音楽聴いてるけど!!!!BLCD!?BLCDを聴いているの!?

(※その後お兄さんはハッとした顔で辺りを見渡し、足早に去っていった)

そんなカフェでチャイラテを飲みながら、私は嬉しいような切ないような複雑な気持ちを抱いていました。私が中高生の頃、まだBLが世間一般にそこまで浸透していなかった時代は、漫画を1冊買うにもどこか背徳的な思いで雑誌と一緒に買っていました。エロ本を買う男子高校生のようですね。

それが今やどの本屋でもコーナーがありますし、アニメはもちろん、映画では押尾コータローさんの曲が使われていたりして…。あのコソコソとしていた暗黒の時代は終わり、BLは明るい太陽の下、キラキラと輝きを増しながら多くの人々に消費されるジャンルへと昇華したのです。

はぁ〜複雑!!!!!!

オープンな世の中が素晴らしい!!という歓迎の気持ちと、そんなライトに開示するなよ!!キーホルダーとかぶら下げんなよ恥ずかしい!!という謎の妬みが入り混じっております。完全にBL界の姑。

それでもやっぱり、多くの人に認知されることで、多くの作品が歓迎されながら世に送り出されていくことは本当に感極まる思いです。

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やまねあやの先生とコラボ中。しおりのプレゼントなども★

ありがとう、コミコミスタジオ。今後のBL界の発展を願っています。

私は影ながらひっそりと応援しております。

オワル

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